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ドリルを売るには穴を売れ【何かを売りたい人必読】

今回は、マーケティングの基礎本であらゆる方面から名著と言われていた「ドリルを売るには穴を売れ」について、本日読了したのでメモがてら記事を書いていきます。

 

この本を読むことで、

①何を売ればいいかではなく、どう売れば良いかわかるようになる

②何かを売っている人は、売り方を考える上で本質的なことを端的に学ぶことが出来る

以上の効果があると感じました。

 

 

読んだきっかけ

一言でいうと、ユーモアな仮想通貨長者「ニシノカズ」さんがブログで薦めていたから。興味本位で買いました。

 

これも売手(紹介者)側によるマーケティングの結果の購買行動ですね。でも、本当に読んでよかった。

 

読んで響いたこと・まとめ(・が引用、★→が感想)

★基本的に超基礎そして本質について、物語形式で繰り返し説いてくれる本だった。読むだけでマーケティングの重要部分を反復、復習できる形式が良かった。

 

★基本的に、①章ごとのまとめと②巻末の最重要チャートがあるので、二周目はそれだけ読めば重要部分を簡単におさらい出来る形になっている。

 

★東京ディズニーランドのマーケティング戦略の全体構造を知り、賢いなぁと感動。日ごろ自分が買い物する際も、売り側としてどんなマーケティング活動の末、自分が購入に至ったかについても常に考えていきたいと思った。

 

★最終的にはマーケティングについて、楽しんで施策、実行、検証していけるようになりたいと思う。

 

★顧客(相手)にとっての価値を常に考えよう。顧客が求める価値である「ドリルの穴」をイメージすれば、いつでも原則を思い出せる。

 

→ブログもそうだなぁと。基本書きたいこと好き勝手書いたり、読者目線で書けていないなぁと反省したい。

 

読者にとって価値あることはなんなのかや、わかりやすさ等を求めていきたいなと感じた。セグメンテーションやターゲット化についても、もっと掘り下げて考えて本当に必要な人に届くように書いていきたい。

 

・「差別化、差別化」とあらゆるところで聞く言葉ではあるが、実のところ「ただ違っていればいい」というわけではなく、競合より高い価値を提供することが肝要である。

 

・マーケティングは全て私たちの日常で起こっている基本的なことである。しかし売り側で適切に実行できる人は少ない。知っていることとやれることは違う。

 

本書外で思ったこと

・自分なりにひっかかっていたことがあります。それは、今はYouTube界の神であるヒカキンについてでした。

 

私は2012年当初から見ていて、身近な存在として好きではいたのですが、正直に言うと当時なぜこれほどにも人気が出ているのか全く理解できていなかったのです。(申し訳ない)

 

今はだんだんとその凄さや価値について気づいていますが、この本を読むことで、YouTubeの視聴者層(顧客)が求めている価値を総合的に絶妙な形で提供しているからなのではないかと強く思うようになりました。

 

当時懐疑的だった私は、単純にテレビにいる芸人の話力や、芸能人のルックス等でインフルエンサーとしての価値を測り、その基準で評価を下していたのです。

 

ただこの本を読んで、そういった単純な能力だけで評価されるわけではないということがはっきりとわかりました。

 

・また一方で、私の友人のある動画がSNSで拡散され、YouTubeで何百万再生されることになったことがあります。

 

それはあるネタについての動画でした。友人の許可をもらい、自分のチャンネルで別の切り口で投稿してみたところ、意外にも数万回しか再生されなかったのです。

 

これも今この本を読んだ上で考えると、バズるための総合的な要素・視点が欠けていたんだなぁと感じました。

 

動画で同じことを同じ人がやっても、マーケットに適切な形で提供されないと驚くほど反応が違ってくるという貴重な体験が出来たのです。

 

今回は以上です。

一言でまとめると、「商品を売るには、価値を売る」ですね。

マーケティングの本質について主人公の成長を追体験しながら学んでみたい人にはオススメの一冊ドリルを売るには穴を売れ」でした☺