昨今はミニマリストという言葉が流行しているように、物を持たない暮らしを志す方も多いのではないでしょうか。
一方、物が減ったはいいものの、スペースが余分に生まれて、何かに有効活用することは出来ないかと考えたりする方もいるかと思います。
私自身もそんな考えを持ち、あまり使っていない自宅の「トランクルーム」をどう活用することが出来るかを色々と考え、ネットで検索していました。
そんな中、約1年前に発見したのが「モノオク」です。モノオクは、自宅の空きスペースを気軽に他の人に貸し出すことが出来るウェブサービスです。
新規会員登録はものの数分で出来たため、「とりあえずやってみよう」の精神で、貸す側として、自宅のトランクルームスペースをホスト登録したのでした。
しかし、ホスト登録したは良いものの、なかなかスペースを借りたいという方が現れなかったため、そのまま放置していたのでした。
そんな中、今年の4月頃にはじめて空きスペースを借りたいという方が現れました。直接お会いした後に無事「初の貸し出し」が完了しましたので、その時のことをまとめたいと思います。
モノオクでのお問い合わせ内容
4月のある日、ふとGmailを見ると、モノオクから下記のようなメッセージが届きました。
正直、モノオクに登録していたことすら忘れていたので、すごくうれしかったのを覚えています。このメールは自分が登録した空きスペースの問い合わせボタンがクリックされると届くようです。
リンクをクリックしてみると、空きスペースを借りたい方から、希望条件のメッセージが入っていました。
スペースを借りたい方からの具体的な依頼内容
・引っ越し先がまだ決まっていないため、決まるまでの間、借りたい
・期間は1か月
・物は段ボール数箱とマットレス
以上が希望条件でした。問題なかったので承諾した所、あっさりと取引が成立しました。
トランクルームの貸し出しから、取引完了までの流れ
具体的な取引の流れとしては、下記の通りでした。
①問い合わせの連絡がくる
②モノオクのメッセージボックス経由で、詳しい希望条件を聞く
➂預かり期間・置物の内容など希望内容に合わせて、見積をメッセージで送る(システムで簡単に見積作成が出来ます)
④➂の内容に依頼者が納得すれば、クレジットカードで決済が完了する
⑤荷物受け取りの日時を決定して、直接荷物をお預かりする
※私の場合、トランクルームで一緒に荷物入れ作業をしました
⑥新居が決定した時期に、問い合わせが有り、着払いにて日時指定で送ってほしいとの連絡がくる
➆指定のご住所に着払いで荷物を送る
⑧到着のご連絡があり、取引完了
最初から最後までスムーズで、気持ちよく取引することが出来ました。
※参考: 荷物の確認のため、依頼主の方に送ってもらった写真
気になる空きスペース貸しの金額は?
気になるトランクルーム貸しの金額ですが、一か月で6,000円程度(手数料除く)でした。金額は自分で決められますので、近隣地域の相場を見ながら決めるのがいいでしょう。
モノオクから手数料が2割程引かれたかと思いますが、使っていないスペースを貸すだけでこれだけもらえるのは非常に有難かったですね。
私の住まいは都心部などと比べるとそれほど需要が見込める地域ではないのですが、コンスタントに需要がある都心エリアなどにお住まいの方は結構反響があるようです。定期的に借主が現れれば、固定収入としてプチ大家的な気分を味わえると思います。
※売上はマイページから簡単に確認可能
モノオクで空きスペースを貸した率直な感想
最初はユーザー間の直接やり取りとなるサービスに若干不安を覚えましたが、取引して頂いた方が大変良い方で、「大変助かりました」と喜んで頂き、とても良い経験が出来ました。
その後何件か問い合わせなどがありましたが、特に問題は発生していません。何かあればモノオクのカスタマーサポートの方が対応してくれるのも安心材料のひとつです。
しかし、今のところそれほど多くの問い合わせがない所から、田舎などの方の場合はなかなか借り手が現れないのでは・・・とは思いますね。
一方で、このサービス自体が有名になり、メルカリのように社会に広く浸透すれば、より貸し出す機会が増えるだろうと思います。今後に期待したいです。
現時点では都心部など、空きスペース需要があり、かつモノオクのような新しいウェブサービスを利用される方の多い地域にいる方にはおすすめできそうです。
モノオクホスト体験のまとめ
今回の問い合わせ&初注文の経験から、引っ越しシーズンになると、都内や駅近に限らず、問い合わせが増え、借りてくれる人も現れることがわかりました。
また、やり取りはスムーズにでき、決済もクレジットカード、後日銀行振り込みでメルカリの空きスペース版のように感じました。仕組みが似ています。
今回の経験から、自宅に空きスペースがある人や、簡単な副業を探している人は、とりあえず「モノオク」に登録して、ホスト登録し、空きスペースの写真を撮って、簡単な紹介文を載せておくことをオススメします。今回のように思わぬ注文が入るかもしれません。